真夏、買い物中に「子どもが車で寝ちゃったから、少しだけこのまま…」——そう思ったこと、正直ありませんか。
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私も一度だけ、迷ったことがあります。次男がチャイルドシートでぐっすり眠っていて、起こすのがかわいそうで。でも、消防士の夫の「車内の事故は、ほんの数分で起きる」という言葉を思い出して、起こして連れて行きました。あとで車内温度を調べて、その判断で本当によかったと胸をなでおろしました。
車内の熱中症は、毎年くり返される、そして「知っていれば防げる」事故です。夫の現場の話と、建築士の私(のん)の温度の視点でまとめました。
注意:車内でぐったりしている子どもを見つけたら、すぐ車から出して涼しい所へ。反応が鈍い・汗が出ていないのに体が熱いなら、迷わず119番。
車内は「数分」で危険な暑さになる
エンジンを切ると同時に、冷房も止まります。真夏の車内は、外気温が30度でも、数分で40度、50度近くまで上がることがあります。ダッシュボードは70度を超えることも。
子どもは体温を調節する力が大人より未熟で、体も小さいぶん、あっという間に体温が上がります。「寝ているから」「すぐ戻るから」という油断が、取り返しのつかない事故につながります。
絶対にやってはいけないこと
- 短時間でも子どもを車に残す(買い物・ちょっとの用事・ガソリンスタンドも含めて)
- 「窓を少し開けているから大丈夫」と考える(ほとんど効果がなく、温度は上がり続けます)
- 「エンジンをかけっぱなしにしたから」と油断する(エアコン停止・ギア誤操作・子どものいたずらのリスク)
もし熱中症になってしまったら
- すぐ涼しい所(冷房の効いた室内・日陰)へ移動し、服をゆるめる
- 首・わきの下・足の付け根(太い血管がある場所)を、保冷剤や濡れタオルで冷やす
- 意識がはっきりしていれば、経口補水液を少しずつ飲ませる
- 反応が鈍い・水が飲めない・汗が出ていないのに体が熱いなら、すぐ119番
車には、経口補水液を常備しておくと安心です。我が家は夏の間、保冷ボトルに入れて持ち歩くようにしています。
【経口補水液はこれで決まり🥤】
【この氷嚢知ってますか🧊本当に気持ちいです】
夫からの話では、119番通報すれば、消防隊、救助隊、救急隊が駆けつけて助けてくれます🚒🚑でも、助けるためには車の窓ガラスを壊さないといけません💥🔨また、夏場等暑い日は、施錠された車に放水をして、温度上昇を抑える処置をすることもあるそうです🚒

置き去りを防ぐ、家庭の工夫
「まさか自分が」と思う事故ほど、油断から起きます。仕組みで防ぐのがいちばんです。
- 車を降りるとき、必ず後部座席を見る習慣をつける
- スマホ・バッグ・上着など、必ず使う物を後部座席に置く(取るときに子どもに気づける)
- 保育園の送り忘れ防止に、預けたら家族LINEに一報するなどのルールを決める
建築士の視点:車も家も「熱のこもり方」を知る
住まいの温熱環境を考える仕事をしていると、「閉じた空間に日光が入ると、熱が逃げずにこもり続ける」ことの怖さを実感します。車内はまさにその典型です。
- 駐車は日陰・立体駐車場を選ぶ。炎天下の青空駐車は車内温度が跳ね上がる
- フロントガラスのサンシェードで、ダッシュボードの高温を抑える
- 乗る前に窓を開けて熱を逃がし、エアコンで一気に冷やしてから子どもを乗せる
【折りたためるサンシェードは車に必須☀️】
まとめ
- 車内は数分で40〜50度に。短時間でも子どもを残さない
- 窓を少し開けても意味がない
- 対処は「涼しい所・太い血管を冷やす・経口補水液」
- 反応が鈍い・汗が出ず体が熱いなら即119番
- 「後部座席を見る」「必要な物を後ろに置く」で置き去りを防ぐ
「ちょっとだけ」を、しない。それだけで防げる事故です。暑い夏、子どもの命を守るために、家族みんなで意識しておきたいですね。
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