夏のプールや水遊びは、子どもの最高の笑顔が見られる時間。でも同時に、「一瞬でも目を離したら…」という不安がついて回りますよね。
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我が家でも、市民プールで冷やっとしたことがあります。上の子に気を取られた数十秒、下の子が浅い幼児プールでバランスを崩して顔まで沈みかけていました。声も上げず、静かに。あわてて抱き上げましたが、あのとき「溺れる子は叫ばない」という夫の言葉が、身にしみて分かりました。
消防士の夫の現場経験をもとに、家庭でできる水遊びの安全対策を、建築士の私(のん)がまとめました。
注意:ぐったり・反応がないときは、すぐ水から上げて119番+胸骨圧迫。溺水は静かに起こります。
溺水は「静か」に起こる。バシャバシャしない
映画やドラマのように、バシャバシャもがいて「助けて!」と叫ぶ——これは実際にはほとんど起きません。人は溺れかけると声を出す余裕がなく、静かに、まっすぐ沈んでいきます。
だからこそ、水辺では「目を離さない・手の届く範囲」が絶対のルールです。すぐそばで見ているつもりでも、スマホを見た数十秒が命取りになります。
見守りのコツ
- 大人の中で「見守り担当」を決める(担当の間はスマホを見ない・おしゃべりに夢中にならない)
- 子ども1人につき、見守る大人1人が理想
- 浅いプールでも油断しない(水深数cmでも、転んで顔がつかると溺れます)
- 交代制にして、集中力が切れないようにする
“腕の浮き輪”の落とし穴
腕につけるタイプの浮き輪(アームリング)は、便利そうに見えて、実は溺水を防ぐ道具ではありません。外れたり、バランスを崩して顔が水についたりする事故があります。
安全のためには、体にしっかり固定するライフジャケットを。川や海はもちろん、プールでも小さな子には安心です。子どもの体重に合ったサイズを選びましょう。
【子ども用ライフジャケット🏊】
家庭用プール(ビニールプール)の注意
自宅の庭やベランダでのビニールプールも、油断できません。
- 使い終わったら必ず水を抜く(残した水に子どもが顔をつけて溺れる事故があります)
- 目を離すときは、短時間でも子どもをそばに残さない
- 直射日光でお湯のように熱くなることも。水温にも注意
建築士の視点:水まわりの「見えない危険」
住まいを見ていると、家の中こそ乳幼児の溺水が多いことに驚きます。実は、子どもの溺水で最も多いのは家庭の浴槽です。
- お風呂の残し湯は抜く。追い焚き用にためておくなら、浴室のドアに子どもが開けられないロックを
- ベランダ・庭のバケツや水タンクに水をためっぱなしにしない
- 洗濯機のフタも、のぞき込んで転落する事故のもと。使わないときは閉めておく
川・海に行く前のチェックリスト
- 子ども全員にライフジャケットを用意した
- 天気・増水・離岸流などの情報を確認した
- 見守る大人の担当を決めた
- 浮くもの(ペットボトル等)とスマホ(119用・防水ケース)を手元に
【防水スマホケースがあれば水辺でも安心😮💨】
まとめ
- 溺水は静かに起こる。「目と手を離さない」が絶対
- 見守り担当を決めて、スマホを見ない
- 腕の浮き輪は溺水を防げない。ライフジャケットを
- ビニールプールは使ったら水を抜く
- 家庭では浴槽の溺水が最多。残し湯とロックに注意
正しく知って備えれば、水遊びはこわいものではなく、最高の夏の思い出になります。安心して、子どもの笑顔を見守ってあげてくださいね。
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